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978話

私はいい加減な言い訳でその場をやり過ごし、すぐに劉護衛を書斎へと連れて行った。これからどうするか、どう解決すべきか相談するためだ。ジョンが現れたということは、私はさらに慎重にならなければならない。彼と私の関係は、決して並んで挨拶を交わせるような間柄ではないのだから。

私たちの間には、彼が死ぬか、私が滅びるかしかない。平和に共存できる可能性など絶対にないのだ！

「君の言っていることは、ジョンが趙さんに対して遠慮しているということかい？」

これは良い知らせだ。私は知っている。格闘場は趙さんがジョンから引き継いだものだということを。何のためかはわからないが、彼らの間には交流があった。これは鉄の...