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921話

「小さな体が僕の下に横たわり、白く滑らかな素肌が僕の胸に何度も擦れていく。まだ発達しきっていないその小さな柔らかさ、小さな尖りが空気の中に誇らしげに突き出ている。

「うぅ、やめて!」

指を動かすと、彼女は両足をきつく閉じ、僕の侵入を拒んだ。だが、そんな取るに足らない力は、僕の目には別の形の誘惑にしか見えなかった。

「これは拒みながらも誘っているのか?」

僕は低く笑い、無造作に視線を彼女の未熟な体に這わせてから、まったく動きのないドアの向こうに目を向けた。

「君が叫べば叫ぶほど、僕は興奮するんだよ、わかるかな?」

僕の声は大きすぎず小さすぎず、もし防音が良くなければ、外の人間にちょう...