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919話

「そうだろうな、こんな男が何の武装勢力も持たないわけがない!」

もし正体がバレたら、死あるのみだ!

「結構だ」

俺は彼が手に持つ箱を軽蔑の眼差しで見た。中身なんて見るまでもない:「まだそこまで無能になったわけじゃない。ただ、お前のところの女は、くそったれ全員が汚すぎて、手を出す気にもならねぇんだよ」

俺は嫌悪感を露わにして甲板上の女たちを見やった。全員裸で、何人もの男に弄ばれた後の体には、男たちの吐き出した液体がべっとりとこびりついている。見ているだけで吐き気がする!

「はっはっは、意外だな、お前がそんな潔癖症とはな。こうしよう、すぐに女を手配してやる。処女を見つけてくる。絶対に誰にも手をつけ...