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831話

「そのことは私にお任せください。ただ報告しに来ただけです。私はまだ受け入れてくれる学校がないほど落ちぶれてはいませんよ」

私は面倒くさそうに言った。この件は、老人に任せておけばいい。私には関係ない。彼女がすべて処理してくれるだろう。

しかし、学科長は私の言葉を誤解したらしく、表情がさらに険しくなった。

「宋さん、あなたが大きな影響力をお持ちなのは存じておりますが、このままお辞めになるのは学校にとっても損失です。もう少し話し合うことはできませんでしょうか？」

この女性は、私を見つめながら慎重に言葉を選んでいた。中年女性なのに、どこか可愛らしさがある。その用心深い様子は、まるで猟師を前にした驚いた...