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782話

「婉兒お嬢様はすぐに顔を曇らせ、口角の弧を引き締めて、明らかに不機嫌になった。

これは私が初めて見る彼女の不機嫌な姿だった。

「不機嫌なんじゃないわ。ただ小蘭はこういう経験がないのよ。彼女はもともと処女だったのに、まだ数日しか経ってないでしょう。焦らないで。私がどれだけ獣じみていても、そこまで急かすわけにはいかないわ」

私は痛々しい目で彼女の完全に腫れ上がった菊の穴を見つめた。鮮やかな血の筋が彼女の太ももを伝って流れ落ち、シーツに滴り、あまりにも目に痛かった。

「あなた！」

婉兒お嬢様は私を指さし、全身を震わせた。「あなた、もう彼女だけが好きで、私のことは好きじゃなくなったの？私が処女じゃない...