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712話

「うん」

彼女はなんと頷いた、なんと頷いたのだ！

「本当に買い物？」

信じられなくて、もう一度尋ねた。

彼女はまた頷いた。「うん」

これで完全に確信した。彼女が今回私を連れ出したのは、何か秘密の行動ではなく、純粋に買い物をするだけなのだ。これなら安心できる。

そういうわけで、私は心置きなく助手席に座り、車が州都に到着するのを待った。

座っているうちに退屈になってきた。この車には何もないし、スマホも持ってこなかった。ただぼんやりと前を見つめるしかない。本当に間抜けな状態だ。

見つめているうちに、目が輝いた。今日のお姉さんは、外出のためにワンピースを着ている。長袖タイプだが、彼女の完璧なボディ...