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7話

「食べないって言っているのに、彼女は大声で『あなたが食べなくても、私たちは食べるわよ。出てきて手伝いなさい』と言うんだ」

心の中で思った。この老いた妖精め、なんて容赦ないんだ。草を与えてくれないだけならまだしも、こんな風に弄ぶなんて?出て行けだって?今俺は硬くなった長槍を抱えているんだぞ、人前に出られるわけないだろ?

白颖のような暴力女にバレたら、生きたまま皮を剥がされるのは間違いない。

早く長槍を柔らかくするために、大切にしまっておいた黒ストッキングを取り出し、弟分に被せて、夢中でしごき始めた。

このストッキングは確か白颖のものだ。彼女が俺がぶっかけたストッキングを履いて、真面目な顔...