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690話

「手を入れると、そこは湿って温かい粘り気があった!

彼女の入り口は、ものすごく締め付けてきて、緊張のせいか内側が収縮を繰り返し、私の指をきつく咬みこんでくる。その吸引力に頭皮がゾクゾクした!

体中の獣性が目覚め、脈打ち始めた!

「うっ……」

指を挿入した瞬間、彼女は足をキュッと閉じて、喘ぎ声を漏らした。かすれた、少し震えた、まだ恐怖の余韻を含んだ声が耳元に響き、我慢できずに腰が勝手に突き上げ、彼女の体が少し跳ね上がった。

「手を、離して!」

彼女にはまだ理性が残っていた。少なくとも、あの蛇が本当に体内に入ったのかどうか分かっていたのだ。歯を食いしばって私に手を引くよう言った。

「本当にいいの?...