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576話

「やってやれ!」

僕は脚を上げ、一蹴りで彼の腹部に足を叩き込むと、彼は体ごと吹き飛ばされた。ドアを開け、白おばさんの手を引いて中に入ると、外から聞こえる悲鳴など気にもとめなかった。

「あいつはいつからあなたを悩ませてたの?どうして私に言ってくれなかったの?」中に入るなり、僕は白おばさんをドアに押し付け、激しくキスをした。彼女は熱心に応え、両腕をしっかりと僕の首に巻きつけ、すっかり僕の胸に身を預けていた。

彼女の舌先が僕の唇をゆっくりと撫で、口の中に侵入してきた。そして慎重に舌を絡ませ、僕の舌を誘い、一緒に追いかけ合うように。

長いキスを交わして、ようやく僕の胸の中で暴れていた感情が落ち着...