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387話

「真珠よりも本物だわ」

俺は先のことを悩んでいなかった。どうせいずれ俺のものになるんだから、今すぐどうこうする必要はない。だが、ちょっとした甘い汁は、確実に吸っておくべきだ。

程暁年はゆっくりと両足を開き、お尻も少し持ち上げて、俺が指を抜きやすいようにしてくれた。そして俺も真剣に、ゆっくりと、中に突っ込んでいた指を引き抜いた。

「ぽっ」

彼女がきつすぎたのか、それとも化学反応なのか、抜いた瞬間に思わぬ音が響いた。程暁年は慌てて両手で顔を覆い、恥ずかしさのあまり俺の顔も見られないようだ。

「早く車を出して、早く帰りましょう!」

「なんで帰らなきゃならないんだ」

そう言うと、彼女の左側...