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34話

「朱龍基?」

「そうよ!」

私には彼を止める力はない。だが、白叔母ならできる。

「分かったわ」

欲しかった答えを得た白叔母は、一蹴りで私を地面に倒し、作業台から飛び降りた。服を整えると、女王のように私の傍を通り過ぎた。

「ご飯食べたら、早く寝なさい。明日も授業があるんだから、遅刻しないように」

だらけた口調が聞こえてきた。白叔母は横目も振らずに二階へ上がり、自分の部屋へと戻っていった。

私はぼんやりと床に座ったまま、股間はまるで誰かからトウモロコシを盗んできたかのようにパンパンに膨らんだままで、全く収まる気配がなかった。

くそっ、くそっ、くそっ、くそっ、くそっ!

……

これだけ?

またもや俺を...