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219話

私が白お姉さんが吐き出してきたものを手に取り、まだ頭が混乱している時に、個室のドアがノックされた。

施如玉だ!

頭が一瞬真っ白になった。どうしてこんなに早く?

慌てて白お姉さんを起こし、手早く服を着せ、それからティッシュを何枚か引き抜いて自分の手を拭き取った。床に落ちていた白お姉さんのTバックも足で茶卓の下へ蹴り込んだ。

「大丈夫ですか、白お姉さん。何か変だと思われないでしょうか?」

全てを片付けてから、ようやく顔を上げ、少し後ろめたい気持ちで白お姉さんに尋ねた。

白お姉さんは物憂げな目で私を一瞥し、ソファに優雅に横たわったままだった。彼女の腰の下には、まだ乾ききっていない湿った跡...