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212話

「お前はいいよな、満足できたんだから。可哀想なのは俺だ。俺の可愛い坊やを見てくれよ、ほら見てみろ、まだカチカチじゃないか!」

痛い、痛くて堪らない。

男なら誰でも分かるだろう、欲望を抑え込むのが体にどれだけ良くないか。俺がまだ不能になってないのは、正直奇跡としか言いようがない。

周りには女が溢れてるのに、心から抱きしめて眠れる相手が一人もいない。名実ともに彼女である相手さえも含めてだ。

お嬢様はまだ俺に文句を言っている。何を騒いでるんだ?恋人同士なら、こういうものだろう?

「トイレはあっちよ。自分で何とかしなさい!」

施如玉は俺を一瞥し、股間のテントを見た。以前よりさらに大きくなっていた...