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210話

「濡れてる、もう掘り出し放題だね」

「辛いよ、如玉。欲しい」

私は彼女の体で身をよじり始めた。その動きによって、彼女の体が私の体に絶え間なく擦れ、強烈な快感が電流のように全身を駆け巡った。

今の私の頭の中には一つの考えしかなかった。この寝床で、今すぐ施如玉を抱きたいということだ。今、直ちに、すぐに!

施如玉はまだ心の重荷を下ろせないでいた。学校では私が何をしても自由にさせてくれたが、ここは彼女の家であり、彼女の部屋なのだ。「やめておこう。本当に辛いなら、私が…手で、してあげるから?」

彼女は潤んだ大きな瞳で、おずおずと私を見つめ、この場で無謀な振る舞いをさせまいと頑なに抵抗していた。

私の顔が...