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17話

「あの子、ノーブラが好きなようだね……」

「全然違うよ!」

私は首を振って、彼女の桃のように柔らかそうな胸元を見つめた。抱きしめてキスしたい、その味を確かめたいという欲望が湧き上がり、頭の中には「ヤりたい」という思いしか残っていなかった。

このような灼熱の日々を過ごしていると、白颖もまだ良いほうだと気づいた。少なくとも服装に関しては、彼女は人を心配させることがない。一方で白おばさんは、いつも人を落ち着かせてくれない。

補習の日々が過ぎていく中で、私も少しずつ進歩していった。

「月例テストで成績が急上昇したら、ご褒美をあげるわ」と言いながら、白おばさんは何かを思い出したかのように、不思議そうに微...