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1365話

ジョンとの付き合いは何度かあり、この男の手練れぶりをよく知っている。簡単に立ち回れる相手ではない。

「約束しよう。その後の私の行動については、君の誠意次第だ。期待を裏切らないでくれることを願うよ」

言い終えると、私は立ち上がって帰る準備をした。

この件については、半信半疑の態度を取っていた。

「じゃあ見送りはしないよ。私は言ったことは必ず実行する。君もそうであることを願うけどね」

ジョンは笑いながら私を見つめ、自分に自信があるようだった。

私は彼を見つめ返したが、何も答えず、身を翻して部屋を出た。

この件は腹の中にしまっておくつもりだ。誰にも話すまい。

もし外部に私とジョンがこのよう...