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132話

疲れ果てた白おばさんを抱きしめながら、私は長いカーペットの上に横たわっていた。彼女の顔や耳の後ろ、唇に一つ一つキスを重ねていく。彼女はあまり過剰でなければ、私が何をしようと任せてくれていた。

これは初めてのことだった。彼女がこれほど協力的だったのは。確かに願望を全て叶えてくれたわけではないが、少なくとも私たち二人は、普通ではない体験をし、人には言えない関係になっていた。

少し複雑な気持ちはあるものの、私は満足していた。あこがれていた大人の女性にこうして世話をしてもらえたことで、心の中はポカポカと温かく、今までに感じたことのない安らぎを覚えた。

「白おばさんが、僕の初めての女性だよ」——初...