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1312話

私の心は思わず柔らかくなった。

ただ彼女に教訓を与えたかっただけなのに、ただそれだけのことだったのに!

さっき射精したばかりの硬くなったモノが、婉児の秘所へと押し入っていく。彼女の中に残っていた私の精液が、今すべて押し出されてしまう。

「いいだろう、場所は変える。だが、俺から逃げ出すことなど、この先一生不可能だと思え。諦めろ」

人に見られてはいけない、絶対に見られてはならない!

欲望に頭を支配されていたが、それでもこの程度の理性はまだ残っていた。私は婉児を抱きかかえて身を翻し、手当たり次第に一つの部屋のドアを開けて、中に飛び込んだ。

ドアが閉まるか閉まらないかのうちに、エレベーターが開いた。私...