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1215話

「どうした?具合でも悪いのか?」

私は彼女の腰をわざと掴んだまま、離れさせないようにした。彼女があまり積極的になれないことは分かっていたが、ぎこちなく、それでいて甘い声を漏らす彼女の姿を見るのが好きだった。

指を揃えて、一気にその細くて柔らかい小さな穴に突き入れた!

「ぱしゃん!」

水面が波打つ!

私の指の出し入れで、浴槽の水が掻き混ぜられ、澄んだ音を立てた。

「いや、違う、そんなことしないで、今日は、その……」

程暁年は何とか説明しようとしたが、そういう行為をしたくない気持ちをどう伝えればいいのか分からないようだった。私は唇を引き締め、彼女に見えないところでこっそり笑った。

「あなた……あな...