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1204話

「コンドーム!」

まだ快感に浸っていた婉児が突然目を見開いて、私を押しのけ、入れさせてくれない。俺のモノは既に彼女の入り口に当たり、愛液に濡れているのに、彼女は入れるなと言うのか?!

「何だって?」

彼女がコンドームを付けろと?俺がそんなもの使ったことあるか?

信じられない思いで目の前の婉児を見つめる。こんな要求をされたのは初めてだ!

「私...婚約する...予定...妊娠...できない!」

彼女は言葉を切れ切れに発したが、その意味はすぐに理解できた。二人で狂おしく愛し合うのはいいが、中に出すのは絶対ダメ、私の子供を産むのは絶対にダメだと言うのだ。

私との距離を保ちたいということか?

その...