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1200話

「もう意味がわからなくなってきた、この男は一体何がしたいんだ！」

それに、彼は婉儿さんを連れてきただけじゃない。まるで物忘れしたかのように、婉儿さんと発財樹を両方とも置いていったのだ。

「どう？私に会いたくなかったの？」

婉儿さんは私が降りてくるのを見ると、機嫌が良くなさそうに鼻を鳴らし、冷たく尋ねてきた。

「そういうわけじゃないけど、こんな風に残されて、ジョンの頭がおかしくなったのか、それとも最近ストレスで頭がイカれたのか、どっちなんだ？」私にはそうとしか考えられなかった。そうでなければ、ジョンが何の条件もなく婉儿さんをここに置いていくなんてありえない！

奴の性格は知り抜いている！

「...