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1031話

彼女の体が私の腰にぴったりと密着している。その柔らかな肌、甘い香りを漂わせる可愛らしい顔が私の下腹部に触れていて、彼女が少し顔を下げるだけで、私のモノにキスできるような位置だった。

私は上から見下ろし、この刺激的な光景に見入っていた。彼女の白い肌と私の小麦色の肌とのコントラストが鮮明だった。

「うっ……」

情けない声が漏れた。抑えきれない快感が狂ったように体を支配し、思わず頭を反らして声を上げてしまう。手で慕容嫣然の頭を掴み、腰を突き上げて彼女の口の中に押し込んだ。

谷間を通り、彼女の体を通して、間接的に彼女の口に入れる——この感覚は言葉では表せないほど気持ちよかった。温かい口腔は下の...