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824話

「え?初めてのキス?これが君の初キスだって言うのか?」

楊動は本当に驚き、少し呆然としていた。「お前、前は周易安の彼女じゃなかったのか?二人はそういうことなかったの?」

張舒婉は泣きながら叫んだ。「私は彼の彼女なんかじゃないわ!せいぜい普通の友達よ。彼は私の手すら触れたことないんだから!」

「マジかよ、あいつそんなに真面目なのか?こんな美人を前にしても動じないなんて。くそっ、俺はとんだ目に遭わされたな」

楊動は目尻が痙攣した。自分は純粋な少女を弄んだことになるのか?

張舒婉はもう何も言わず、ただ泣いていた。

楊動は彼女のこの泣きそうな顔を見るのが耐えられず、ため息をつい...