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656話

最初の交渉が膠着状態に陥ったという悪い結果も、楊動には何の影響もなかった。

どうせ彼がイギリスに来たのはアレナの代理として署名するためであり、交渉の進め方や各ラウンド後のジョン老への報告などの仕事は、すべてジョセルの担当だった。

彼は確信していた。今回の交渉がどれほど困難であろうとも、最終的な結果はアレナにとって有利なものになるだろうと。小さなピーターの将来のために、彼は我慢強くならなければならなかった。

だから、交渉が終わった後で初めて、古蜀王に同意してロシアへ同行することになったのだ。

実は今の楊動の最大の願いは帰国して、自分の息子をしっかり見ることだった。

しかし古蜀...