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551話

「はぁ、劉賀も労山開発区に建てるよう勧めてきたんだよな。そうすれば面倒が半分以上減るって。問題は段兄貴の面子が立たなくなることだよ」

郝進は労山開発区に杨動を迎えに行く道中、この頭痛の種について考え続けていた。

まさか労山開発区がこれほど顔が利くとは思ってもみなかった。招商局のトップである劉賀までもが、しつこいほど何度も強調してきたのだ——工場は絶対に労山に建てろと。

劉賀の話によると、どうやら燕京から来た女性の幹部が、特別に労山開発区の面倒を見るよう彼に頼んだらしい。

あれこれ考えているうちに、郝進はすでに開発区招商局の前に車を停めていた。

まだ車を止め終わらないうちに、杨動が美人...