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335話

蚕毒、古蜀王の口によれば、万古第一の奇毒である。

古蜀の伝説では、それは建国時代から伝わる奇毒で、『蜀記』にはこう記されている：半両の蚕毒が水に入れば、一つの町の生き物すべてが安らかに眠れず。

つまり、わずか半両の蚕毒があれば、一つの町の人々を毒殺するに十分だというのだ。

まさに生物兵器、その威力は計り知れない。

古蜀王はそれを「牛肉の六倍のタンパク質がある」などと冗談めかして言っていたが、目の前の状況を見る限り、この毒薬は確かに効果的だった。少なくとも彼女には効いている。

古蜀王が武芸に長け、雄大な内功を持っていたとしても、今や彼女は腹部を押さえながら地面に倒れ込んでいた。

しか...