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1848話

「何を興奮してるの？」

立ち上がった楊動を見て、任平生は白い目を向けた。「後でその牛皮は燃やしたよ。屠獅会の連中の望みを断つためにね。どうしたんだ？あれに何か問題でもあったのか？」

「翠玉録、それは実は古蜀四籍だ」

楊動は一語一語、はっきりと告げた。

以太の息。

任平生がこの四文字を口にした時、楊動は何かを悟ったのだ。

阮朝歌の父親が心を惑わされた時、彼が古蜀王から見つけ出した方法で、正常な状態に戻ることができた。

そして古蜀王が与えたものが、「以太の息」と呼ばれていた。

それは『古蜀四籍』に記された物質であり、病を癒す良薬だった。

楊動は以前の出来事を説明...