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1499話

妈祖廟の前の白いドレスの少女は、確かに美しかった。

彼女の美しさには、言い表せない魅惑があった。まるで人の鑑賞を待つ桃の花のように。

高尚と同じく、彼女の美しさに惹かれる人は多かったが、あの武装警察の隊長は決してその中に含まれなかった。

過酷な訓練を経て、どれほど美しい女性に対しても容赦なく手を下す覚悟があった彼は、白いドレスの少女が「武装警察は撃てないわ」と言った直後、すぐに腕を上げた。「構え！」

ざわっ！

一隊の武装警察がすぐに銃口を上げ、白いドレスの女性に向けた。

白いドレスの少女の後ろにいた男女も一歩前に出て、彼女の前に身を寄せた。

武装警察の隊長は僅かに目を細め、容赦な...