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1215話

北部の特別刑務所には、荊然という女囚がいる。

名前が楊動の初恋の彼女と同じだけでなく、容姿も七、八割方そっくりだ。

まさか荊然が生き返ったのか?

でもあの日、この手で彼女を火葬したはずなのに!

駐車場を出てから、楊動はずっと虚ろな目で、息も荒く、まるで魂を失ったようだった。

郝進は楊動の様子がおかしいのを理解し、車内の音楽をつけて話題を変えた。「楊動、さっき李婧妍とどんな話をしたんだ?」

「え?」

楊動はまず一瞬呆然としたあと、遠くを見つめていた目をようやくゆっくりと戻し、タバコに火をつけながらぼんやりと言った。「なんでもないよ、ただ中で大人しくしていろと伝えただけ...