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108話

もしあなたがベッドにうつ伏せになり、美女からの「特別サービス」を待っている最中で、下半身のアレがベッドに押し付けられるほど硬くなっているとしたら。

そんな時に、よりによって首に刃物を突きつけられたら、どんな反応をするだろうか?

心に傷を負うなんてのは軽い方で、最悪の場合、一生モノが立たなくなるほどの恐怖を味わうかもしれない。

もちろん、何度も死線をくぐり抜けてきた楊さんが、そんな哀れな人間になることはない。だが、こんな驚かされ方をしては、その熱情もすっかり冷めてしまい、「冷却」されてしまった。

頭のそばにある冷たい刀を見て、楊動は口をもごもごさせた。「この刀、見覚えがあるな。昨日買った...