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1048話

バン！

拳と肉が衝突し、李襄陽はまるで糸の切れた凧のように、後ろへと倒れ込んだ。

「このクソ野郎、腰抜けが！お前、愛国心があるんじゃなかったのか？なぜ以前、謝銀嬌を始末できるチャンスがあった時に、こんな腰抜けになったんだ？俺がお前の立場なら、絶対に彼女の過ちを見過ごしたりしなかったぞ！」

楊動は怒鳴りながら追いかけ、さらに容赦なく一蹴りを加え、李襄陽を地面に転がした。「このクソ無能め、好きな女を自分で手に入れる勇気もなく、俺のベッドに送り込むのを黙って見てただけか？お前、まだ男か？今さら酸っぱい顔してんじゃねえよ。言っておくが、もし彼女が今後も俺のベッドに来るようなことがあれば、俺は今度...