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718話

西郊から北に連なる山脈があり、人気は少ないものの、いくつかの工場が点在していた。まだ稼働している工場もあれば、すでに廃棄された工場もある。朱老大たちはそのうちの一つの工場に身を隠していた。

この情報を得た後、私と馮瑶は相談し、まずは状況を探ることにした。

時は待ったなしだ。私はすぐに周馳に案内させ、その山脈へと向かった。草を踏んで蛇を驚かせないよう、大勢の人間は連れていかなかった。水木年華と劉聡の他は、情報班の者たちだけだった。

道中はおよそ一時間以上かかってようやく到着し、車は近くの小さな町に置いて、私たちはバックパックを背負い、トレッキングポールを手に、観光客のような格好で徒歩で進ん...