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680話

「どんな罰でも受け入れる覚悟です」

スキンヘッドの強は少しの不満も見せず、過ちを認める態度は確かに立派だった。

趙天名は強の傍らに立つ数人の仲間たちに視線を向けた。「お前たちはエリート隊には入れなかったとはいえ、一般メンバーの中では優秀な存在だ。強が愚かにもこの件を報告しなかったのに、お前たちは彼を止めるどころか、一緒になって隠蔽に加担した。それなりの責任がある。一人につき杖刑二十回、一ヶ月の減給処分だ。異議はあるか?」

彼らはすぐに腰を折って答えた。「ありません」

スキンヘッドの強はすかさず言った。「教官、彼らの罰は私一人で引き受けます」

「強さん、教官の言う通りです。私たちにも責...