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533話

「今どきの女の子って、こんなにオープンなの?自分から情人になりたいだなんて。

それとも彼女は私の地位や立場に目を付けたのか?

でも俺なんて地位もないし、金だってたいしてない。豪邸なんて持ってるわけもなく、ただ苦楽を共にする兄弟たちがいるだけだ。

このレストランに来られる客は、金持ちか権力者ばかり。彼女のような美貌があれば、簡単に金持ちの愛人になれるはず。なぜわざわざ俺の情人になりたがるんだ?考えに考えた結果、やはり潘安さえも数条街引き離すほどの俺の美貌に彼女の心が奪われたんだろう。それに加えて、あの方面での俺の強烈なテクニックが彼女の体を完全に征服してしまったんだ。

うん、きっとそうに...