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313話

「あなたの顔がようやく治ったのに、また殴られたいの？」

張清は険しい顔をしていた。

「一度あなたの香りに触れられるなら、死んでも悔いはありません」

俺は古風な口調を真似て、ふざけた調子で言ってみた。

「厚かましい」

張清の唇の端に微笑みが浮かんだ。

俺は美人に対しては、チャンスがあれば必ず食らいつくタイプだ。相手が笑顔をくれなくても食らいつくのに、もし少しでも笑顔をもらえたら、あっという間に最高潮まで駆け上がる。

自分の時間は貴重だ。一分一秒も無駄にできない。

俺は勢いよく引っ張ると、張清は「あっ」と声を上げ、不意を突かれて俺の腕の中に引き寄せられ、抱きしめられ...