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305話

「親愛なる郭少、好きなだけイキってていいよ。協力してあげるから、存分に楽しんで。そんな驚いた、呆然とした顔をしないでよ。実は俺って結構気さくな方なんだ。高貴な身分を盾に人をいじめたりはしない。君は少し威張り散らしてるけど、まだ若いし、間違いを犯すのは避けられないことだから許してあげるよ」

私はずっと笑顔を保ちながら、ふざけた口調でそう言い切った。

「お前、ずっと俺を弄んでいたのか」

郭少は顔を青ざめさせ、歯ぎしりするような表情を浮かべた。

「あぁ...そんな言い方はやめてよ、傷つくじゃないか。別の言葉にしようか、どんな言葉がいいかな。そうだ、『暇つぶし』。暇だから『鳥』の散歩に来たんだ...