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231話

「ふざけんな、馬鹿かこいつは?」

費祥慶は怒りに任せて罵声を浴びせた。

昨日の夜も負けたというのに、今日もこの頭のおかしい奴がまた現れた。

「気にするなよ、費院長。今夜はきっと超ツイてるって!」

鮑芝章はへらへらと笑いながら言った。

結局その夜も、費祥慶は十数回連続で負け続け、そのうち八回も放銃してしまい、昨日よりさらに数万元も多く負けてしまった。

「くそっ、これはおかしいぞ!」

費祥慶は茶楼を出る時、顔が青ざめるほど怒り心頭だった。

「費院長、ここ二日間の手の運びはマジでおかしいですよ。しばらく休んでからまた来ませんか」

鮑芝章も不思議でならなかった。彼も結構な額を負けてしまっていた。

「ダ...