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22話

趙氏は胸が詰まる思いがした。まさか可愛い孫に顔を打たれるとは思ってもいなかった。

頬の灼熱感をこらえながら、彼女は沈臨安を押しやった。「この子ったら、皇家学苑での腹立ちを家族にぶつけるんじゃない。早く跪いて、公主様に謝りなさい！公主様に言いなさい、あなたを睨んだわけじゃなく、学院であなたをいじめた人たちに腹を立てていたんだと！」

冷藍之は眉を上げた。

この老いぼれもなかなか頭の回転が速いな。

沈臨安は不承不承に膝をついた。「公主母上、私はあなたに怒っているわけではありません。どうか助けてください」

冷藍之は本のページをめくり、沈臨安をちらりと見ただけですぐに視線を戻した。まったく相手に...