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848話

「クソッ」

冗談だろ？

せっかく俺が優位に立ったと思ったのに、葉興策のその一言で全てが崩れ去った。

「お前は俺が貪狼区に投資するのを望んでいないのか？」

「じゃあ何が目的だったんだ？」

「空港での暗殺を仕組み、俺に近づき、外部に俺がお前の手の者だという印象を与える？」

「これほど周到に全てを演出して、一体何のためだ？」

俺には理解できない。

葉興策は一瞬固まったが、突然大笑いし始め、太ももを叩いた。

「まさかそんな風に考えていたとは。本当に驚きだ」

彼は首を振った。「私は君が貪狼区に本部を設立することを勧めていない。ここは影響力が足りないからね」

「つまり、実はあなたも貪狼区が魔都に併合...