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8話

「忙しい一晩が過ぎて、ようやく仕事が終わりに近づいた頃、少し休憩できることになり、休憩エリアへと向かった。

そこには化粧をしている多くのお姫様たちがいた。

「おや、イケメンが来たじゃない?」

「ちっ、昨日の夜宴に無銭飲食に来て、服を脱がされて叩かれたって聞いたわよ。大学生なんだって」

「マジ?体つきなかなかいいじゃん」

「ふふ、じゃあ口説いてみたら?」

そう言うと、派手な化粧をしたお姫様の一人が近づいてきて、にやにや笑いながら私の腕を触り、周囲から爆笑が起こった。

「イケメン君、お姉さんのためにコンドーム買ってきて。ご褒美あげるわよ、くくく……」

私は居心地の悪さで顔を赤らめてしまった。それが...