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479話

甄桃の状態は今や、春水を四方に飛び散らせ、髪を振り乱し、ヒステリックなほどの興奮状態にあった。

その開閉を繰り返す秘所は、様々な形で吸い付き、くねり、迎え入れ、時には攻撃するように私の下半身を責め立てていた。この状況はまるで、私が彼女を攻めているというより、彼女が私を攻めているかのようだった。

この久しく忘れていた懐かしい感覚に、私は心の中で苦笑せずにはいられなかった。

しかし認めざるを得ないのは、甄桃のその激しい様子、忘我の叫び声、骨の髄まで染み入る妖艶さ、そして息も絶え絶えの喘ぎ声、全身が痙攣するような震えが、部屋全体の温度を最高潮にまで高めていたことだ。

甄桃はすでに狂乱の状態だった。

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