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410話

「どういう質問だ?」

僕は苦笑いした。「そんな答える必要もない質問、わざわざ口にするか?」

洛菁晨の目が輝いた。僕を見つめながら言う。「じゃあ、あなたはベテランなのね?」

ベテラン?

少し考えてみると、確かに僕の経験した女性は少なくない。数えてみれば両手には及ばないが、それに近いくらいだ。

だから僕は頷いた。

「最高!教えて!」

洛菁晨は興奮した様子で僕を見つめている。

僕は……

「教える?」

僕は信じられないという表情を浮かべた。

洛菁晨は決意に満ちた顔で頷く。「私の彼氏が、経験不足だから彼の要求に応えられないって言うの。だからあなたから学べば、問題解決じゃない?そうすれば彼も私を拒めなくな...