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404話

「社長、おまえか？マジかよ、なんでこんなにブサイクになったんだよ！」

卓偉は帽子を取って、僕を見ながら大笑いした。

もし彼が助手席に座っていなかったら、飛びかかって抱きしめたくなるところだった。

再び卓偉を見て、心に濃い親近感が湧いた。かつての落ちぶれていたこの男が、今や人並みの格好をしているのを見て、感慨深いものがあった。思えば晋省で卓偉に出会った時は、彼の人生で最も落ちぶれていた時だった。毎日カップ麺を食べ、地下室に住み、何日も洗っていない服はまるで鉄のように固くなり、髪は油ぎっていて見るに堪えないほどだった。とにかく不潔で見苦しい限りだった。

しかし今や、彼は顔つやがよく、髪にはジェルを...