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319話

「うん、ダメだよ……」

私は苦笑いを浮かべた。

ったく、こいつら……

これって完全に俺をからかってるだけじゃないか……

やつらは次々と楽しんでいるのに、俺はここで林希児というこの絶世の美女を前にして、じれったい思いをしているだけだ。

「あぁ……」

そのとき、連亜光の方からも明らかに重要な段階に入ったような声が聞こえてきた。あの女ボーイッシュな子も少し荒い息遣いになり、思わず大きな声を上げた。

それから、連亜光にズボンを脱がされたようだ。私はこっそり布団から顔を出そうとしたが、林希児が片手で私の頭をぐっと押さえつけて、「見ちゃダメ、聞くだけ!」と言った。

嫉妬に燃える林希児の姿を見て、思わず頭を...