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262話

楚可儿が一生懸命していた時。

私の手が我慢できなくなった。

その黒髪は既に解れ落ち、時に女性の髪の触感だけで男の心に波紋を起こすものだ。私の指は楚可儿の髪に沿ってゆっくりと下へと…

耳の根元に触れた時、楚可儿の体が一瞬震えるのを感じた。

ほとんどの女性のこの部位は、とても敏感なものだ。

その耳の後ろの肌は、女性の中でも特に滑らかな場所の一つ。

「社長…」

楚可儿はどうも慣れていないようで、顔を上げて何か言おうとした。

「続けて…」

私は一気に彼女の頭を押さえつけた。

「うぅぅ…」

楚可儿には抵抗の余地など全くなかった。

彼女の首筋、肩、鎖骨と、私の手は一寸一寸と下へと移動していく。

やはり柔ら...