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117話

私が小貴のギャンブル場に訪れた時、店はまだ開いていなかった。

彼も大変なことが起きたのを知っていた。崔総管の名前はやはり響きがあるものだ。

私が来たのを見て、小貴は興奮した顔で言った。「劉兄貴、百四十人の兄弟たちがもう全員揃ったぜ！今回はマジでぶちかましてやろうぜ！」

私は深く息を吸い込んで言った。「普通の相手じゃないぞ、本当に大丈夫なのか？」

小貴は鼻で笑い、その端正な顔に一筋の冷酷さが走った。「とっくにマジでやりたかったんだ。今回俺たちがナイトパーティーを守り切れば、西城全体が本当に俺たちのものになる。誰も文句を言えなくなるさ」

私と小貴はギャンブル場に入った。中は黒山の人だかりで、みな東...