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357話

「皆さん、気をつけて。僕たちの真後ろの上方に、ゾンビ侍が一人、こっそり追跡してきているよ」張輝は二人の手をしっかりと握りながら、小声で告げた。

二人はその言葉を聞き、思わず驚愕し、無意識のうちに張輝に寄り添った。

張輝の心がときめいた。（まずい、このままじゃ我慢できなくなる）

暗闇の中、何も見えないにもかかわらず、張輝は二人の整った柔らかな肌を明確に感じ取っていた。

さらに、彼女たちの荒い息遣いと、それに混じる魅惑的な香りさえも、今はより鮮明に感じられた。

何も見えないからこそ、この雰囲気がより多くの想像の余地を与えていた。

張輝は必死で集中力を保とうとした。今は妄想にふけっている...