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323話

張輝は呆然として聞いていた。少し呆気に取られて言った。「おい、お前、何言ってんだよ。俺はお前なんか知らないぞ。なんで俺が黒幕だなんて言うんだ?」

栄克光は一歩前に出て、張輝の襟首をつかみ、険しい顔で罵った。「張!今や証拠は揃っている、まだ逃げ切れると思っているのか。フン、斉隊長、これがあの所謂『慈悲深い』張院長だ。俺はもう少しで信じるところだった」

斉雲芳は彼を一瞥して、低い声で言った。「栄隊長、結論を急がないで。今は焦る時ではありません」

栄克光はその言葉を聞いて、顔が豚の肝臓のように赤黒くなり、拳をギリギリと鳴らした。「斉隊長、さすがにそこまで彼を庇うのはどうかと」

張輝は栄克光の...