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264話

張輝の口元には、不気味で妖艶な笑みが浮かんでいた。

電話を切ると、土三はすぐさいころ台のある卓に向かい、早速賭け始めた。

卓上のチップを見て、張輝は言った。「秦社長、チップを買ってきてくれないか。今日は土三が稼いだ不義の金をすべて奪ってやるよ」

秦瑶瑶は信じられないという顔で彼を見て、笑った。「張輝、あなた自分を賭博の神様だとでも思ってるの?随分と自信があるのね」

「試してみようじゃないか。もし俺が彼のチップを全部勝ち取ったら、今夜お前は大通りでポールダンスを披露するんだ」

「あなたね、いいわよ。もしあなたにそんな腕前がなかったら、ふん、今夜はうさぎちゃんになってもらうから」秦瑶瑶も自信に満ち...