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177話

悪尸や他の二尸と比べて、丁逸が最も気にかけていたのは巨陽宗の情報だった。

現在のところ、猛虎帮がもたらした情報はあまりにも少なかった。巨陽宗が特別神秘的というわけではなく、この古くからある巨陽宗があまりにも目立たない存在だったからだ。

張狂が丁逸の前に歩み寄った。「焦らないでください。我々の斥候はすでに出発しています。近日中に情報が届くでしょう。丁先生はどうかお待ちください」

すると丁逸は淡々と微笑んだ。「当面情報がなくても構わない。猛虎帮は私を失望させないだろう？今最も重要なのは大会で勝つことだ！」

張狂の顔色が青ざめ、猛虎帮の長老たちも厳しい表情を浮かべた。「帮主、この件は私が急がせて早急...